長井 健一 弁護士

ご相談いただく方、ご依頼いただく方にわかりやすい説明を常に心がけています。また、相談者の方や依頼者の方のお話をゆっくりお聞きすることも大事にしています。一見、問題解決には関連がないと思われることでも、お聞きしているうちに大切な周辺事情が判明したり、依頼者の方のご事情がわかったりして、よりよい解決策へとつながることがあります。
弁護士としてのモットーは、“適切な解決を目指すこと”、“そのために全力を尽くすこと”。これは、これからもずっと、変わることはありません。

案件の解決とは、依頼者の方といろいろなお話をし、一緒に解決方法を探りながら進んだ結果として得られるものです。解決までの過程においては、弁護士と依頼者間の信頼が欠かせませんが、それは一朝一夕に得られるものではなく、少しずつ積み重なっていくものです。そうした積み重ねた信頼が元となって、依頼者の方が期待されていた結果を得られ、「先生でなければ自分はどうなっていたかわからない。ありがとうございます」と言われたとき、「弁護士になってよかった」と思いますね。

まず、弁護士に相談することにより、法律の専門家による案件の解決方法を聞くことができるということが挙げられます。一方から見れば正しく見えることも、法的知識を備えた弁護士が違う角度から見ると間違っている場合がありますので、適正な判断を得ることが必要です。
また、今は、インターネットで比較的簡単に法律関連の情報を得られますが、残念ながらインターネットの情報はすべて正しいとは限りません。あくまでも一般的な情報のみで、個々の事情に合わせた内容ではないため、依頼者の方に適していないことも多いのです。その点で、弁護士に相談された方は、必要かつ本当に正しい情報を得ることが可能であり、解決への早道を知ることができるため、ぜひご連絡いただければと思います。

相談者の方や依頼者の方との出会いは一期一会であり、ご相談・ご依頼の内容も違いますし、こちらからの提案内容に対する反応もそれぞれ異なります。そのなかで特に印象に残った出来事といえば、依頼者の方からの「弁護士が同行しただけで対応がこんなに変わるんですね」、「先生でなければ自分はどうなっていたかわからない。ありがとうございます」といったお言葉や、再度のご相談について、「同じ弁護士に相談したい」と言われたことですね。